The Glenn Dicterow Collection
Glenn Dicterow
New York Philharmonic
https://itun.es/hk/Vc9F0
1967年、アンドレ・コステラネッツ指揮ニューヨーク・フィルと共演してチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を18歳の時に演奏したグレン・ディックタローは13年後の1980年にニューヨーク・フィルにコンサートマスターとして入団し、2014年に退団。彼はニューヨーク・フィルに入団する前にはロスアンジェルス・フィルの副コンサートマスターとして1971年に入団しましたが、当時のロスアンジェルス・フィルの第二バイオリン首席奏者は彼の父のハロルド・ディックタロー。父ハロルドは52年の長きに渡ってロスアンジェルス・フィルの第二バイオリン首席奏者を勤め上げたそうです。
このコレクションに収録されている作品はブルッフ、バルトーク、バーバー、プロコフィエフ、シマノフスキー、コルンゴールド、ショスタコヴィッチのヴァイオリン協奏曲やバーンスタインのセレナードなどなど。ソロで演奏するのも大変な難曲揃いの作品を弾けるんだったら、ソロで活躍してくれたらいいのに、コンサートマスターに居座られちゃうと困りますよね。グレンのお父様もそうですよー。次に楽員になろうとする人がなかなか入団出来ないじゃないですか、半世紀以上も居座られると。